永平寺観光に最適!『柏樹關』宿泊記|坐禅・精進料理・香湯を満喫

ホテルレビュー

はじめに

 今回は、福井県に旅行することになりましたので、寺社仏閣巡りが好きな私としては、福井県で有名なお寺である曹洞宗の大本山の永平寺に行くことにしました。

 

親禅の宿『柏樹關』について

 今回宿泊したホテルは、親禅の宿「柏樹關(ハクジュカン)」です。

 永平寺の門から徒歩5分の場所にある柏樹關は、実は永平寺の敷地内に建っています。

 永平寺と連携して、朝のおつとめに参加したり、座禅体験ができたりと永平寺の修行僧の生活の一端を体験できることをコンセプトとしたホテル担っています。

 

 今回宿泊したプランは、「座禅体験&朝のおつとめに参加 福井の味覚を堪能!味覚宿泊プラン(夕朝食付き)」です。このプランでは、夕食のメイン料理がしゃぶしゃぶと牛すき焼きの選択制になっています。私は2泊したので、両方楽しみました。

 料金は、日曜日から火曜日にかけて2泊の宿泊で90,200円でした。(連休が重なっていた時期かつ、宿泊人数が1人なので、割高になっています。)

 楽天トラベルを利用して予約したのですが、割引クーポンをフル活用して、9000円ほど安く宿泊しています。


客室の詳細と設備

 部屋タイプは全室和洋室で、私が宿泊したのは、ツインルームです。

 2台のベッドの奥の畳敷きのスペースに座卓が用意してある広めの客室になっています。

 越前和紙を使用した間接照明や、越前焼の洗面台など全体的におしゃれな和モダンといった雰囲気の内装です。新しいホテルなので、内線の代わりにアレクサを設置している等最新の設備も利用しています。

 

 客室は、外を流れる小川に面しているのですが、小川の向こうは、参道になっており、日中は人通りがあったり、私が宿泊したときは、参道の反対側で工事をしていたのもあり、窓を開けて景観を楽しむという客室ではないかなと思います。

こだわりの食事|会席料理&精進料理

 柏樹關の食事は、バイキングではなく、会席料理なので、連泊しても毎回食事を楽しむことができます。

 夕食は、会席料理なので、コースに沿っていますが、国産牛のすき焼きやしゃぶしゃぶ、をメインに、焼物やお造り、食事(ご飯)に福井県産の海鮮を使用し、福井の郷土料理の内豆汁で一息つくというプランの名前のとおり、福井の味覚を存分に楽しむことができました。

 朝食は、精進料理で動物性のものは使われていませんが、お麩が肉のように使われていて、ボリューム感を出してくれるので、満足感のある朝食でした。特にお麩の辛子和えが美味しくて、おかわりできないかと思ってしまいました。

施設とサービス|香湯&座禅体験

 大浴場は、温泉ではありませんが、香木でお湯に香りをつけた香湯(こうとう)を楽しむことができます。永平寺でおつとめをする際に修行僧が身を清めるのに香湯沐浴をすることから、柏樹關でも香湯体験ができるようになっているようです。

 ちなみに、柏樹關としては、香湯の効能は謳っていませんが、香湯に入っている陳皮はお風呂にいれると体を温める効果があると言われているので、体にもいいのではないかと思います

 

 柏樹關の特殊なところは、ホテルのエントランスホールの続き間に坐禅体験をできる畳敷きの部屋があり、ホテルのスタッフが坐禅の作法を教えてくれるのです。

 永平寺の中で座禅体験をすることもできますが、時間指定があるので、間に合わなければ、ここで座禅体験をすることもできます。

 私は2日目に永平寺に行って坐禅をしました。

宿泊して良かった点・気になった点

 できたばかりのホテルと言うこともあり、施設は全体的に清潔でした。永平寺観光というターゲット層が外国人か、日本人であれば年齢が高めであることから、館内はもちろん、外も静かで落ち着いたホテルステイができたと思います。

 福井駅からバスでアクセスできますので、車がない方でも十分訪れることが可能です。

 館内全体にお線香の香りがしていますので、お線香の香りが苦手な方、匂いに敏感な方は気になるかもしれません。

総合評価&おすすめの人

 個人的には、食事もヘルシーで美味しく、御香の香りも大好きだったこともあり、大満足でした。心残りは、朝食の精進料理が思った以上に美味しかったので、プランを精進料理コースにしなかったことでしょうか。

 寺社仏閣や和風、和モダンが好きな方はご満足いただけるホテルではないかと思います。

 ただし、アクセスは悪くないのですが、パスの本数には限りがあるので、余裕のある旅程を組まれることをおすすめします。(私は、旅程を詰めた結果、駅までタクシーを利用することになり、痛い出費をすることになりました。)

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