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【下呂温泉】オテル・ド・マロニエ一人泊|2食付22000円の実際

ホテルレビュー

下呂温泉で一人泊できる宿を探していると、料金が二名前提で表示されていたり、送迎の有無が読み取れなかったりで、判断に迷う場面が出てきます。オテル・ド・マロニエを候補に入れたものの、あと一歩踏み切れずにいる方もいるのではないでしょうか。

今回、真夏の土日に、このホテルへ一人で宿泊しました。夕朝2食付きで、実際の支払いは22,000円です。送迎バスはありませんが、下呂駅からのタクシー代は宿が負担してくれました。

この記事では、予約から到着までの流れ、部屋と大浴場の様子、食事の内容、そして泊まってみて初めてわかった持ち物の注意点までまとめています。公式サイトには載っていない細かい部分こそ、一人旅では効いてきます。予約前の判断材料にしてください。

オテル・ド・マロニエの外観とエントランス

オテル・ド・マロニエの基本情報

最初に、宿の位置づけと基本的な条件を押さえておきます。下呂温泉の宿は温泉街に集まっているイメージがありますが、このホテルは中心部から少し離れた場所に建っています。そのぶん静かに過ごせる一方、街歩きとの組み合わせ方には工夫が要りました。立地と時間、そして一人予約の可否から見ていきましょう。

オテル・ド・マロニエの吹き抜けのロビーラウンジ

温泉街から離れた立地

オテル・ド・マロニエは、下呂駅からタクシーで15分ほどの場所にあります。

歩いて行ける距離ではないため、温泉街との行き来には車が必要です。裏を返せば、周囲が静かで、観光客の往来を気にせず過ごせる環境ということでもあります。

滞在中ずっと宿でゆっくりしたい人には向いていますが、街と宿を何度も往復したい人には不向きでしょう。

客室から見た下呂温泉街と山の眺望

ただし、離れているからこその利点もありました。

客室の窓からは、飛騨川沿いに広がる温泉街と、その向こうに連なる山を見渡せます。高台に建っているため、街なかの宿では得られない眺めでした。夕方には、山の影が少しずつ街に落ちていく様子も見られます。

立地の不便さと引き換えに、この眺望が付いてくると考えるとわかりやすいかもしれません。

チェックインとチェックアウトの時刻

時間の条件は次のとおりでした。

項目時刻
チェックイン15時から22時まで
チェックアウト10時まで

チェックアウトが10時までなので、朝はややゆとりが少なめです。ただし大浴場は朝5時から入れるため、朝風呂の時間は十分に取れました。

土日でも取れた一人予約

今回は土日の宿泊で、楽天トラベルから一人で予約しました。

平日限定といった制約はなく、通常の一人予約として押さえられています。週末に一人で泊まれる温泉宿は限られるため、この点は候補に入れる理由になります。

送迎の代わりの飛騨タクシー

車なしで行く場合、いちばん気がかりなのが駅から宿までの足です。このホテルは送迎バスを走らせる代わりに、タクシーを使う仕組みを用意していました。ただし利用できる時間が決まっており、知らずに行くと自腹でタクシーに乗ることになります。予約の段階で必ず確認しておきたい部分なので、実際の流れとあわせて書いておきます。

オテル・ド・マロニエの玄関前から見た下呂の街並み

13時30分から18時までの送迎時間

今回のプランで送迎に使えるのは飛騨タクシーで、乗り場は下呂駅と指定されていました。

そして重要なのが時間です。無料で利用できるのは13時30分から18時までに限られます。これより早く着いても、遅く着いても対象から外れます。

電車の時刻を決めるときは、この時間内に下呂駅へ着くよう組んでおきましょう。

宿泊客であることを伝える流れ

やることは単純でした。

下呂駅のタクシー乗り場から飛騨タクシーに乗り、行き先を「オテル・ド・マロニエ 下呂温泉」と伝えるだけです。これで料金を自分で支払う必要がなくなります。会計のやり取りが発生しないので、到着までの流れはあっさりしていました。

車なしの旅行では、駅から宿までの費用が読めないまま予約することになりがちです。ここが確定しているだけで、計画がかなり立てやすくなります。

予約時の案内で確認したい条件

上の内容は、楽天トラベルの予約時の案内に記載されていたものです。

条件は時期やプランによって変わる可能性があるため、予約後に案内文へ目を通しておくことをおすすめします。案内では、到着予定時刻の連絡もあわせて求められていました。

  • 送迎に使えるタクシー会社と乗り場
  • 無料になる時間帯
  • 到着予定時刻の連絡と、当日つながる電話番号

到着が遅れる場合は連絡が必要です。乗り継ぎに不安があるときほど、先に伝えておくと安心できます。

一人で泊まった部屋の様子

ここからは部屋の話です。写真では広さや雰囲気は伝わっても、実際に過ごしてみないとわからない部分があります。特に一人旅では、充電環境や飲み物の確保といった細かい点が、そのまま快適さに直結しました。良かった点も物足りなかった点も、率直に書いていきます。

オテル・ド・マロニエの和室

布団とWi-Fiの使い勝手

部屋は和室で、寝具は布団でした。

布団が敷かれた客室

ベッドを想定している方は、ここで印象が分かれるかもしれません。Wi-Fiは問題なく使えたため、動画を見たり調べ物をしたりする分には困りませんでした。

少なめのコンセント

気になったのがコンセントの数です。

数が少なく、複数の機器を同時に充電するには足りません。スマートフォンにカメラ、モバイルバッテリーと持ち込むと、順番待ちが発生します。

短いUSBハブや電源タップを一つ入れておくと、この不便は解消できます。一人旅では充電できないまま翌日を迎えると痛いので、持参をおすすめします。

客室のポットと電話と金庫とコンセント

飲み物の準備

飲み物については注意が必要でした。

部屋に備え付けられているのは急須のお茶で、つまりホットしか作れません。冷たいものが欲しい場合は、館内の自動販売機に頼ることになります。

夏場に部屋で冷たい飲み物を飲みたいなら、次のどちらかを考えておきましょう。

  • 下呂駅や温泉街で買って持ち込む
  • 到着後に館内の自動販売機で確保しておく

館内にはカップ式のコーヒーの自動販売機もあり、アイスも選べます。ブレンドコーヒーが180円からでした。

館内のカップ式コーヒーの自動販売機

アメニティも全体的に控えめなので、使い慣れたものがある人は持参したほうが快適です。

露天とサウナのある大浴場

温泉宿を選ぶ以上、いちばん重要なのはお風呂でしょう。このホテルの大浴場には露天風呂とサウナがあり、一人でも気兼ねなく過ごせました。湯は無色透明のアルカリ単純泉で、日本三名泉に数えられる下呂の湯です。ただし、タオルの扱いには事前に知っておきたいルールがあります。設備の内容と、当日になって困った点をあわせて紹介します。

うたせ湯と露天風呂の2種類

露天は、うたせ湯と通常の露天風呂の2種類がありました。

利用できる時間は次のとおりです。

施設利用時間
大浴場15時から25時、翌朝5時から10時
サウナ15時から22時
貸切風呂16時から23時

朝5時から入れるので、チェックアウトが10時でも朝風呂の時間は確保できます。

肩に湯を落とせるうたせ湯があるのは嬉しいところです。内湯とあわせて入り分けられるため、滞在中に何度入っても飽きませんでした。

混み具合も落ち着いていて、自分のほかに一組か二組いる程度です。

きれいに保たれていた湯船

露天風呂は目隠しが高く設けられており、外の景色を眺めながら入るタイプではありません。

ただ、この造りには利点もありました。樹木が湯船から遠いため、葉やゴミが浮きにくく、お湯が清潔に保たれていたのです。眺望と清潔さのどちらを取るかで評価が変わる部分でしょう。

個人的には、湯船がきれいなほうが落ち着いて入れると感じました。

50分1100円の貸切風呂

大浴場とは別に、源泉かけ流しの貸切風呂があります。

料金は1回50分で1100円でした。予約制かつ先着順のため、確実に入りたい場合は事前に押さえておくのが確実です。事前予約にも対応していました。

一人旅で人目を気にせず湯に浸かりたい場合は、選択肢として覚えておくとよいでしょう。

タオルとアメニティの扱い

泊まってみて最も「知っておきたかった」と思ったのが、ここです。

大浴場に備え付けのタオルはなく、部屋のタオルを持っていく方式でした。追加が必要な場合は、バスタオルとフェイスタオルのセットで500円(税込)かかります。そして、タオルを運ぶための袋やかごが部屋に用意されていません。

客室に用意された浴衣とタオル一式

今回はエコバッグ代わりの風呂敷を持っていたので事なきを得ましたが、何もないと手に抱えて廊下を歩くことになります。折りたためる袋を一つ入れておくだけで解決するので、準備しておきましょう。

備え付けのアメニティは最低限ながら、必要なものはひととおり揃っていました。

  • シャンプー
  • コンディショナー
  • ボディソープ
  • 化粧水
  • 乳液
  • 歯ブラシ
  • くし
  • シャンプーハット

選択制の夕食と朝食

一人旅で意外と緊張するのが、食事の時間です。大広間で周囲が団体客ばかりだと落ち着かない、という心配をされる方もいるでしょう。このホテルの食事はレストランでのコース形式で、結論から言えば気まずさはありませんでした。内容とあわせて、当日の雰囲気をお伝えします。

飛騨牛のステーキが並ぶ夕食の会席

飛騨牛の朴葉ステーキ

夕食はコースを選べる形式で、今回は飛騨牛130グラムのステーキが付くものにしました。

朴葉の上で焼いた飛騨牛に、和風おろしとバター、粒マスタード、山葵が添えられます。下呂を含む飛騨エリアらしい一皿で、旅行に来た実感が湧きました。

前菜から造里、サラダ、留肴、食事、デザートまで出る会席で、量は多すぎず少なすぎず、一人で食べきるのにちょうどよい分量です。ご飯は下呂上原産のこしひかりでした。

今回は苦手な食材がなかったため、アレルギーや食材変更への対応がどこまで可能かは確認していません。該当する方は、予約時に相談しておくと確実です。

一人でも気にならないレストラン

食事は「レストラン白鷲」でとります。

宿泊客が多いわけではないので、周囲の視線が気になることはありませんでした。一人で席に着いても浮かない雰囲気で、落ち着いて食べられます。

なお夕食の時間は17時30分と19時30分の2部制で、先着順でした。希望があるなら早めに伝えておきましょう。

温泉宿の一人泊で食事の場を心配している方には、安心できる材料だと思います。

和食と洋食を選ぶ朝食

朝食は、チェックインのときに和食か洋食かを選ぶ方式でした。

和食を選べばご飯、洋食を選べばパンがおかわり自由になります。朝からしっかり食べたい人には嬉しい仕組みでしょう。

提供時間は7時30分から9時30分までで、バイキングではなくセットメニュー形式です。混み合う時間帯もあるため、チェックアウトが10時であることを考えると早めに向かうほうが落ち着きます。

和食か洋食かはチェックイン時に決めるため、到着前になんとなく考えておくとスムーズです。

洋食を選んだ朝食のパンとサラダとスープ

2食付き22000円の料金

最後に、いちばん気になるお金の話です。一人泊は割増料金が設定されていることが多く、二名で泊まる場合との差が読めません。今回いくら払ったのかを、定価と割引後の両方で示します。同じ条件で検討している方が、予算感をつかむ参考になれば幸いです。

定価と割引後の支払額

実際の金額は次のとおりでした。

項目金額
宿泊料金(夕朝2食付)28,150円
クーポン等の割引後22,000円

差額は6,000円以上あり、割引の有無で印象がかなり変わります。

一人利用でも納得できる水準

一人利用の割増を踏まえても、2食付きで22,000円なら妥当だと感じました。

温泉、露天、サウナ、コースの夕食、選択制の朝食、そして駅からのタクシー代まで含めての金額です。そう考えると、割高という印象は残りませんでした。

定価のまま予約すると28,150円なので、クーポンの有無は必ず確認したいところです。

予約前に確認したい点

予約を進める前に、次の点を押さえておくと迷いが減ります。

  • 一人利用の料金設定とプランの条件
  • クーポンや割引の適用可否
  • タクシー代の扱いに関する記載
  • 夕食のコース内容と、食材変更の可否

宿でゆっくり過ごす前提であれば、良い選択肢だと思います。空室と料金はじゃらんから確認できます。クーポンの有無で金額が変わるので、複数のサイトを見てから決めるのがおすすめです。

一人泊に関するよくある質問

ここまで実際に泊まった内容を書いてきましたが、予約直前に引っかかる細かな疑問は他にもあります。持ち物や混雑具合など、公式情報からは読み取りにくい部分をまとめました。今回の宿泊時点での情報になりますので、最新の条件は予約サイトでご確認ください。あくまで一例として参考にしてもらえたらと思います。

一人予約の可否

土日でも一人で予約できました。今回は楽天トラベルを利用しています。

ただし、プランや時期によって条件は変わります。人数を1名に設定して検索するのが確実な確認方法です。

駅からのタクシー代の扱い

下呂駅のタクシー乗り場から飛騨タクシーに乗り、このホテルの宿泊客だと伝えれば、自分で支払う必要はありませんでした。

ただし無料になるのは13時30分から18時までです。この時間を外れると自己負担になるため、到着時刻から逆算して電車を選んでください。

持っていくと安心なもの

大浴場へタオルを運ぶ袋と、電源タップの2つです。

どちらも部屋には用意がなく、あるかないかで快適さが変わります。夏場であれば、冷たい飲み物も事前に買っておくと安心できます。

食事の選択肢

夕食はコースを選ぶ形式で、朝食は和食か洋食を選べます。

朝食の選択はチェックインの時点で決めるため、到着前に考えておくとスムーズに進みます。

大浴場の混み具合

滞在中に見かけたのは、自分のほかに一組か二組でした。

芋洗い状態になる心配はほとんどなく、一人でも落ち着いて入れる環境です。

温泉街までの距離

温泉街からは離れており、徒歩での行き来はできません。

街歩きと組み合わせる場合は、移動の手間を見込んでおく必要があります。

まとめ|一人泊に向いている宿か

オテル・ド・マロニエは、宿で過ごす時間を重視する一人旅に向いています。土日でも一人で予約でき、駅からのタクシー代の心配がなく、大浴場も混み合っていなかったためです。

今回の宿泊をまとめると、次のようになります。

  • 夕朝2食付きで実際の支払いは22,000円(定価28,150円)
  • 飛騨タクシーの利用で駅からの移動費がかからなかった(13時30分から18時までが対象)
  • 貸切風呂は源泉かけ流しで50分1100円
  • 露天風呂は2種類、サウナあり、湯船はきれいに保たれていた
  • 夕食はコース選択制、朝食は和食か洋食を選べる
  • 部屋は布団、コンセントは少なめ、冷たい飲み物は自販機
  • 客室からは飛騨川沿いの温泉街と山を見渡せる

一方で、温泉街から離れている点は事前に納得しておきたいところです。観光の合間に部屋へ戻って休む、という使い方はできません。街歩きを中心に考えている方は、温泉街の中の宿を選んだほうが満足できるはずです。

タオルを運ぶ袋と電源タップさえ持っていけば、不満の残らない滞在になると思います。これから予約する方は、ぜひ準備リストに加えてみてください。

宿でゆっくり過ごす前提であれば、良い選択肢だと思います。空室と料金はじゃらんから確認できます。クーポンの有無で金額が変わるので、複数のサイトを見てから決めるのがおすすめです。

下呂温泉の観光そのものをどう組み立てるかは、車なしで回る下呂温泉の一人旅にまとめています。日程の組み方や、周辺まで足を延ばすときの注意点を書いていますので、あわせて読んでみてください。滞在の感想や質問があれば、コメントで教えていただけると嬉しいです。

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